カイロの豆知識

姿勢が悪くなる原因は多様で複雑です。
ここでは、一般的な原因である生活習慣について考えてみましょう。
ここでいう生活習慣とは、日常生活における”身体のクセ”です。
身体のクセの特徴は、無意識にずっとやり続けてしまう事です。
クセをずっと続けている間に、クセに合った姿勢へと徐々に身体が変形してしまうのです。
しかも本人は気付きません。結果、いつの間にか悪い姿勢になってしまうのです。
代表的なクセを紹介しましょう。

1.テレビ・パソコン画面に頭から近寄る。
2.座る時に浅く座って背もたれに身体をあずける。
3.座る時に背中を丸める。
4.何かをする時に必要以上に力を入れてしまう。
5.立っていて疲れてくると、お腹を前につき出してしまう。
6.背が高いのを気にして、自分を小さくみせようとする。
7.姿勢を正そうとして、胸をはる。
8.肩が丸まっているのを気にして、肩を背中に引く。

1、2、3、は、座っている時間が長い人のクセで、猫背姿勢になりやすい傾向があります。
7、8、は、姿勢を気にして逆に姿勢を悪くしている典型的なクセで、胸つき出し姿勢になりやすい傾向があります。
もしここで列記したようなクセに心当たりがあるならば、姿勢が悪くなっている可能性があります

姿勢矯正というと若い人中心と考えられがちですが、当施術院では、30代以降の方が中心です。
50代、60代の人もたくさんおられます。
もちろん、姿勢矯正は若い年代の方が効率よく行えます。
しかし中高年でも十分姿勢矯正は可能なのです。
ここでは年代別の典型的な姿勢矯正治療の傾向を解説しましょう。

10代後半から20代前半まで
本人の意志が強ければ、一番早く姿勢矯正の効果が出る年代です。早い段階で十分な矯正効果が期待できます。

20代後半から30代前半まで
当施術院では一番多い年代です。ある意味、姿勢矯正を受けるのに一番適した年代と言えます。
この年代になると、腰痛や肩こりなどの悪い姿勢に伴う症状が慢性化してきます。
姿勢矯正をすると、合わせて色々な悪い症状も改善されていきます。
矯正効果も、20代前半までにはかないませんが、早い段階で出てきます。
というわけである意味、姿勢矯正を受けるのに一番適した年代というわけです。

40代から50代後半まで
この年代になると悪い姿勢の程度も強くなっていることが多いので、若い年代に比べると矯正効果が出るまでに時間がかかることが多いようです。
しかし個人差大きい年代でもあり、スポーツなどの経験がある方は、早い段階で矯正効果が出てくる場合もあります。

50代後半以降
この年代で難しいのは、正しい姿勢のとり方がわからない、つまり意識の姿勢矯正が難しいということでしょう。
体の硬さは努力次第で早く改善できますが、身体意識を変えるのは、努力だけではうまくいかないことがあります。
あせらずに取り組めば、ほとんどの場合は矯正可能ですが、時間はかかります。

総癒館成和院

総癒館成和院

電話番号 / 0776-26-1352
営業時間 / 9:00~21:00
定休日 / 日曜・祝日
所在地 / 〒918-8239
福井県福井市成和2丁目902

日本カイロプラクティック連合会

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